KAORUKO Parisをご紹介します。

KAORUKO Paris

Ayakoのパリ便り vol.1

"何か"が違うパリの展覧会。モードの国、パリならではの展覧会にうっとり!
後藤 綺子

 パリに暮らした19年間、そして帰国してまもなく6年になろうとしています。帰国してからは年に2?3回フランスを訪れ、取材やコーディネートの仕事をしています。少し間を置いて(といっても半年ぐらい)パリに行くととても新鮮に感じたり、半年のうちにあっという間にネット社会が進んで変わっていたり、また全然変わっていないことも多くてホッとしたりで、変わるフランス、変わらないフランスの両面があって興味深く感じています。日本とフランス、どちらも魅力的な面とそうではない面がありますが、今回はパリの魅力的なことの一つ、展覧会についてご紹介しましょう。

 東京でも数々の素晴らしい展覧会が常に開催されていて、決してパリに比べて引けをとりません。でも"何か"が違うのです。

 まず会場ですが、ゆったりとしていて天井が高く、グランパレ(1900年のパリ万博のときに建造された鉄とガラスでできた丸屋根が特徴)のような歴史的建造物が使われたり、美術館の中で展覧会が開催されるなど、会場の選定には脱帽します!

 そして展示の仕方です。絵画ならガラス付きのものは少なく、ほとんど至近距離でダイレクトに見ることができます。陳列品の前にロープを張って、はい、ここまでなどということはありません。それから写真撮影OKなのです! 日本とはだいぶ違いますね。撮影してもいいのはその作品が発表されてから50年以上経った、いわゆる著作権が切れたものに限られますが、美術館で見るものは大体50年以上前の作品ですから。

 それでは今年の夏、私が訪れた展覧会を見てみましょう。パリは言わずと知れたモードの国。ファッションの魅力的な回顧展が2つありました。否、一つはまだ進行中です。一つは「バレンシアガ、黒の作品展」(Balenciaga, l'?uvre au noir)。バレンシアガは1950?1960年代にパリ・オートクチュール界で活躍したクチュリエ(オートクチュールのデザイナーをフランスでは敬意を込めてこのように言う)で、大胆なフォルムを追求し、気品のある服作りで地位を築きました。今回の展覧会では黒の服に焦点を当てていて、バレンシアガの服でこんなにも黒があったのかと驚き、まるで1980年代以降の黒のモードの先取りをしていたようだと感じました。

 この展覧会では内容の素晴らしさはもとより、会場選びにも感心しました。場所はブールデル美術館で、普段は彫刻ばかりを展示している美術館です。常設の彫刻作品をそのまま生かして、バレンシアガのフォルムの服の美しさを追求した服を同じ空間に展示するという、極めて斬新な展示方法で相乗効果を生み出していました。

 もう一つは「クリスチャン・ディオール、夢のクチュリエ展」(Christian Dior, Couturier de R?ve)です。メゾン設立70周年を記念した大回顧展で、ファッションの展覧会としては過去最大規模ということです。ブランドの核となる故クリスチャン・ディオールの幼少期の写真、資料や作品から、彼の死後ブランドを引き継いだ現在までの6人のデザイナーのオートクチュールの作品がズラリと展示されました。

 ここは2つに建物が分かれていて、一つは先に紹介した展示室での展示です。もう一つはホールと呼ばれている天井がこの上なく高く、吹き抜けになっているところで、こちらでは天井までの高さを生かした大スペクタクルになっています。何段にもなって展示され、顔をあげて見ていても到底見切れるものではないのです。それと別のホールでは天井から光の洪水が使われ、展示されたソワレ(イヴニングドレス)が一層華やかに見える効果を演出していました。

 会場となったのはルーヴル美術館に隣接するリヴォリ通りにあるパリ装飾芸術美術館です。(会期は2018年1月7日まで。火曜休館)

 2つの展覧会をご紹介しましたが、どうですか、やっぱりパリってイメージづくりが巧いですね。

バレンシアガ

ブールデル美術館に常設されている彫刻作品と並んで、バレンシアガの服が展示された画期的な見せ方です。

ブロンズ像が置かれた中庭には紫陽花が咲き、ホッとできる空間になっているブールデル美術館。

天使の彫像とバレンシアガの黒のドレス3点。

バレンシアガの作風がよく表れているエレガントなドレス。

黒いボックスにはカーテンがかかっていて、そこから覗き込むように、あるいはカーテンを引いて中の作品を見るようになっている凝った展示方法。


ディオール

リヴォリ通りに面したパリ装飾芸術美術館。外からもディオール展がここで開催中であることがよくわかります。

美術館を入るとすぐにこんな素敵なデザインが施された階段を昇って、展示室にむかいます。

クリスチャン・ディオールといえば、この「ニュー・ルック」。70年前の戦後まもない1947年に発表され、エポック・メイキングなものとなりました。

オートクチュールならでは、最初に作る仮縫いのためのトワル。この見せ方は圧巻!

天井までの高さを有効に使ったイヴニングドレスの展示。光の洪水を使って華やかさをさらに盛り上げて。

KAORUKO先生が6月のKAORUKO London に引き続き 7月はKAORUKO Parisへ

Parisの人気フラワーアーティストたちと今年も交流してまいりました。

KAORUKO Parisと連携の皆様と日仏トップフラワーアーティストどうし最先端のスタイル、花合わせで楽しみました。

KAORUKOフローリスト銀座でも、KAORUKO Paris同様のスタイリッシュなParis風花束をお届けします。

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